タグ: 画廊

ポール・アイズピリ作品との出会い

先日、有楽町から銀座を予定を決めずに歩いていたら、一緒にお付き合い頂いたKyokoさんが「ここ、見てみたい」とある画廊に連れて行ってくれました。

そこは、銀座の「ギャルリー ためなが」さん。2019年2月14日〜2019年3月31日まで画家 ポール・アイズピリ生誕100周年の記念展示が行われていました。こちらのギャラリーさんは、契約作家としてアイズピリとお付き合いが合ったようです。

暖かい家族の絵、美しい女性の絵。入ってすぐ目に入ってきた作品は、比較的最近のもので、楽しい色使いや暖かさを感じました。描かれている物の色は、何色であってもそんなに違和感は無いのに、人の肌の色が青や緑で描かれていたり、ドットの模様があったりすることに、私は違和感を感じるようです。

美しい女性が描かれている絵画、腕が青・緑でした。人は、単なる一つの色では表せないこと、色んな色を持っていていいんだよと絵が語りかけているようで、それはきっと私にとっての必要なメッセージでした。やっぱり、絵に感じることは、自分自身のことなのかなぁと思いました。

すっかりこの画家さんの絵が好きになりました。


2016年1月22日に他界されたそうです。ギャラリーにいらっしゃた人の話では、年々色味に明るさが増していったこと、構図はもう頭の中で決まっていて、それに色味をつけるという描き方をされていたとのこと。日本語のサイトはではあまり詳しいプロフィールが有りませんが、このサイトの情報が一番経歴が分かるように思います。

Spice:https://spice.eplus.jp/articles/35250

日本では、尾道にある別名「アイズピリ美術館」、「なかた美術館」で作品が見られるようです。偶然にも、この丁度数時間前に、広島からいらした作家さんとお話をしていたところでした。


描かれた年代ごとに絵を見ていると、初期の頃の作品は暗い色づかいをされていました。徐々にモチーフが家族・子どもになって、色も楽しいと感じるものに変化している気がします。

12月にパナソニック 汐留ミュージアムでみた、同じくフランスの画家、ジョルジュ・ルオーの作品の変化にも同じものを感じます。初期は「受難」をテーマに作品を制作、次第に周囲の人や世界に暖かい愛を向けるような、内面の輝き・暖かさ・神聖さなどを感じる絵が増えているなと感じました。

ルオーもアイズピリも、命日が私の近しい人の誕生日と同じでした。

Filed under: アートのことTagged with: , ,