私のお産の記録1〜自然分娩の選択まで〜

令和元年の8月に次女を出産しました。長女の出産の頃、自然派とは縁遠かった私は、とにかく痛いのは嫌だと麻酔分娩(無痛では無く和痛)を選択しました。次女の出産も、同じように、麻酔を使うのだろうかと考えてはいましたが、最終的には自然分娩を選択しました。どんなお産も、それぞれに素晴らしい体験なのだと思います。そんな風に思えるようになった、次女のお産の記録を、記憶が新しいうちに綴っておきたいと思います。

自然分娩を選択するまで

とにかく、私は痛みに弱いのかもしれません。小さい頃から、何故か首筋に何かが触れることがとても恐怖だと感じており、ネックレスやタートルネックは勿論、掛け布団が首に触れても眠れないほど。

長女の出産後に出会った、大好きな子育て支援の場所で、すっかり自然派お母さんのようになった私は、自然なお産についての情報はたくさんもらっていましたし、一人目は麻酔を使ったけど、二人目は自然分娩と決心したお母さんがいることも聞きました。それでも、私には無理だろうなと思っていました。当時は、周りの自然派の人達に、麻酔分娩を経験したことを話すことができませんでした。

私にとってネガティブな痛みについての概念が変わったのは、ネイティブインディアンについて書かれている松木正さんの著書『あるがままの自分を生きていく』を読んでから。男性たちが、ある修行の一貫の最後のセレモニーとして、自分の身体に付けたピアスを引きちぎるということが書かれていました。痛みが嫌いな私は、なぜそんなことを?と思いましたが、同じ痛みの経験としてお産のことが頭に浮かびました。女性にしか経験できないお産の痛み。それと同じ位の痛みの経験をするために、男性たちはここまでするのではないかと、だとすれば、痛みを経験することになにか大切な意味があるのかもしれないと思いました。でも、このときも、どうしても痛くて耐えられなくなったら、麻酔にしてもらおう、くらいに考えていたと思います。

その後、和みのヨーガで心身を整えていくうちに、今の自分なら大丈夫、心身の状態も以前と違って整っているから、と自然分娩に決めました。どうしてそう思ったのか、それはちょっとよく覚えていませんし、特にこれというきっかけもなかったのだと思います。

二人目のお産は自然分娩で産むというと、結構周りの人には驚かれるというか、興味本位なのか色々聞かれます。まぁそうだよな、と思うのですが、「海外では無痛分娩があたりまえ」というキーワードが私の中でひっかかり、海外のお産について調べ始めました。特にこれという手がかりは得られなかったのですが、、出産の1ヶ月ほど前になり、昔、友人から教えてもらった「Orgasmic birth」という映画についてふと思い出しました。その映画を観る機会はお産前には有りませんでしたが、「Orgasmic birth」について調べることはできました。”Pain to Power”という痛みに対するポジティブな言葉、恐れは痛みを増してしまうこと、お産には、痛くて苦しいものというイメージは、以前は無かったのだということ、そんなメッセージが有りました。

そして、お産の1周間ほど前に手にして読んだ雑誌の三砂ちづるさんのインタビュー。「昔の人はもっと楽々産んでましたからね」ということが書かれていました。お産に向けて、着実に応援のメッセージを一身に受けていたと思います。私は、大丈夫、と落ち着いた精神状態でお産を迎えることができたと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。お産当日の体験については、改めて綴りたいと思います。

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